柏原方面

狭山市駅〜西武柏原ニュータウン・新狭山駅〜かすみ野〜笠幡折返場


西武柏原ニュータウンにて発車を待つ狭山24系統の狭山市駅西口行き。車両はA1-737。2009年9月撮影。

現在運行中の系統(2011年4月1日現在)

狭山24:狭山市駅西口〜水天宮前〜西武柏原ニュータウン
狭山24-1:狭山市駅西口〜市民会館〜西武柏原ニュータウン
深夜バス:狭山市駅西口〜つつじ野団地中央〜西武柏原ニュータウン
新狭11:新狭山駅北口〜西武柏原ニュータウン〜笠幡駅
新狭11-1:新狭山駅北口〜西武柏原ニュータウン〜かすみ野
新狭11-2:新狭山駅北口〜至聖病院〜西武柏原ニュータウン

路線概要

西武柏原ニュータウンの造成とともに開設された路線です。開設以降、路線は柏原NTのさらに先へ進み、川越市内の笠幡まで向かう系統も開設されました。
また、柏原NTより狭山市駅西口を経由し、稲荷山公園駅へ向かう系統も開設されましたが、これらは次第に整理され、現在狭山市駅西口発着の系統は開業時からの狭山24と、渋滞対策に開設されたと思われる狭山24-1があります。
新狭山駅発着の系統は、「いるまがわ大橋」と道路の完成に伴い、狭山市駅発着だった笠幡方面の系統の起点を新狭山駅に改めたものです。

年表

1980(昭和55)年7月20日狭山市駅より柏原南を経由し西武柏原ニュータウンへ向かう狭山24系統を開設。総延長4.850km、一日の運行回数は30回。[西武社史]
1990年代初頭稲荷山公園駅〜西武柏原ニュータウン間の狭山28-1系統運行開始。平日・土曜のみ運行。[西武時刻表10]
1988年に運行再開した狭山28系統と狭山24系統をつなげあわせた形で、平日の柏原行き2本は直通と称し狭山市駅西口を通過するダイヤだったようです。
のちに狭山市駅西口経由便が狭山28-2系統を名乗ることになります。
1991(平成3)年12月9日深夜バス狭山24-1狭山市駅西口〜つつじ野団地〜西武柏原ニュータウンの運行を開始。[西武社史・統計さやま]
当時の運行回数は平日に2回。現在案内には用いられていませんが、狭山24-1という系統番号が付与されていたようで、一部のバス停で現在もその標記を見ることが出来ます。
1994(平成6)年運行担当の狭山営業所が閉鎖。他の路線とともに川越営業所に移管。[西武社史・西武バス時刻表1994/3/16]
1995(平成7)年3月1日狭山市駅西口〜西武柏原ニュータウン〜柏原北間の路線を開設。狭山24-2系統で、総延長6.150km。[西武社史]
1997(平成9)年8月1日狭山24-2系統を柏原北折返場まで200m延伸。[西武社史]
2001(平成13)年4月1日狭山市駅西口〜西武柏原ニュータウン〜笠幡折返場間の路線を開設。系統番号は狭山23。同時に狭山24-2系統と柏原北折返場が廃止。[西武社史]
路線は柏原北より川越市内に入り、かつて国際興業のエリアであった霞ヶ関団地を通り、笠幡まで向かうようになりました。
かつて狭山市駅から笠幡まで向かう路線がありましたが既に廃止されており、数十年ぶりの復活となりました。また、系統番号の狭山23はかつて坂戸へ向かう路線に付与されていた番号で、この系統は2代目となります。
2002(平成14)年9月16日狭山営業所の開設に伴い、川越営業所より路線を移管。[西武社史]
2004(平成16)年8月1日新狭山駅北口発着の以下の系統を開設。[西武社史・統計さやま]
新狭11:新狭山駅北口〜西武柏原ニュータウン〜笠幡折返場
新狭11-1:新狭山駅北口〜西武柏原ニュータウン〜かすみ野
新狭11-2:新狭山駅北口〜至聖病院〜西武柏原ニュータウン
いるまがわ大橋の完成に伴い、かすみ野・笠幡方面の系統を新狭山駅発着に改めました。同時に狭山23系統が廃止になりました。
新狭山駅発着の系統は、柏原北〜かすみ野間の経路を新道に変更しています。その区間には「霞ヶ関南病院入口」バス停が設置されています。
2007(平成19)年3月6日狭山28-2:稲荷山公園駅〜狭山市駅西口〜西武柏原ニュータウンの運行を廃止。[統計さやま]
2008(平成20)年12月16日狭山市駅西口の再開発工事の進展に伴い、狭山24系統の乗り場を変更。[西武公式]
2010(平成22)年3月26日狭山市駅西口の新ロータリー内へ、狭山24系統他の乗り場を移設。[西武公式]
2011(平成23)年3月5日ダイヤ改正・系統新設・経路変更・短縮・バス停新設を実施。[西武公式]
新設系統
狭山24-1:狭山市駅西口〜市民会館〜西武柏原ニュータウン
:従来の狭山24が通る新富士見橋より下流の昭代橋を経由する系統です。新富士見橋の渋滞緩和策と考えられ、2011年4月現在平日の朝夕のみの運行です。
:新設区間には「市民会館」バス停が開設されました。3月中の僅かな期間は、バス停を狭山市内循環バスと共用していました。
:系統番号はかつて狭山市駅西口発の深夜バスで使われていた番号です。
経路変更狭山24
狭山市駅西口付近の経路を、市道霞野坂線を通る新経路に変更。新たに「中央図書館入口」・「社会福祉会館」バス停を設置し、旧ルート上の「中央図書館」バス停を廃止。
経路短縮
新狭11:新狭山駅北口〜西武柏原ニュータウン〜笠幡駅
:笠幡・笠幡折返場の両バス停が廃止となりました。また運行時間も朝夕のみに減回されました。
新設バス停
:水天宮前・市民会館〜土橋間に「七区自治会館」バス停を開設。狭山24狭山24-1が停車。

沿線アルバム

開業前日の七区自治会館バス停前を走り抜ける狭山24系統のいすゞエルガ・ワンステップ。
2011年3月
狭山24-1系統行き先表示。24-1系統開業後から経由の文言が追加されました。
2011年3月
新狭山発着系統の開業のきっかけとなったいるまがわ大橋を渡る新狭11-1系統のいすゞエルガ・ワンステップ。
2011年2月
2011年3月5日を以て廃止となった笠幡折返場。
2011年3月

このページの最終更新日 2011年5月30日

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